海老芋の農家『乾農園』さん

『えびのいもこの炊き込みご飯』の海老芋は、すべて
乾農園さんで生産されたものを使用しています。

このページでは、その乾農園さんについて紹介します。

海老芋を育てる伝統技術

乾農園さんの海老芋の大きな特徴であるふっくらとした形や繊細な縦縞模様は、多くの年月と試行錯誤を経てようやく完成したものです。

収穫までに幾度となく行われる『土寄せ』は、種芋を植えてから、ぐんぐん伸びる葉の成長に合わせて土の重さを丁寧に調節する作業です。「芋の根がどのようにふくらみ。そして伸びるか」、初代から受け継がれた感覚と経験、そして常に自然とのかけひきを必要とするたいへん手間暇のかかる作業です。

他にも、散水のタイミングや肥料の調合などは代々継承されてきた乾農園さんの伝統技術です。

乾農園さんの「畑と向き合う心意気」と「伝統技術」が美しくておいしい海老芋を生み出しているのです。

『海老芋』の名前の由来とは

”海老芋”という名前はその見た目が由来となっています。
表面の縦縞模様や、綺麗な曲線を描く形がエビに似ていることからこの名が付きました。

海老芋という名前だけを見ると「エビ🦐の味がするの?」「エビ🦐の香りがするの?」と思われてしまいがちです。しかし、海老芋は風味や味においてエビとは関係ありません。

海老芋への思い

たくさんの愛情を注がれた海老芋は京料理として多くの料亭で用いられてきました。しかしながら、一般の家庭にはあまり使われることがないのが現状です。

長年かけて培われたブランド価値を落とさずに、より多くの人に海老芋を知っていただきたいと思っています。私たちが少しでも富田林、ひいては日本の食文化の発展に寄与できることを願っています。